テニス肘は整骨院にご相談ください

文責:院長 柔道整復師 佐藤 真弘

最終更新日:2024年03月25日

1 テニス肘について

 テニス肘の正式名称は、上腕骨外側上顆炎といい、肘の外側の腱の部分が傷ついて、痛みを引き起こしている状態のことを指します。

 テニスをしている方に多い症状であることから、「テニス肘」と呼ばれていますが、テニス以外のスポーツや、日常生活の動作によって、テニス肘になるケースもあります。

 テニス肘になると、重い荷物を持ち上げる動作や、雑巾を絞る動作など、手首に負担のかかることを行った場合に、肘の外側に痛みが出やすいといわれています。

 炎症を起こしている部分を動かすことで痛みが引き起こされているため、安静時は痛みが生じないことが多いようです。

2 テニス肘をそのままにしてしまうとどうなるのか

 テニス肘を放置してしまいますと、炎症が悪化してしまうおそれがあり、痛みが強くなったり、安静時にも痛みが出たりするリスクがあります。

 炎症が悪化すると、改善までに時間がかかってしまいますし、肘に痛みがある状態が続きますと、日常生活にも支障をきたしてしまうかと思います。

 「放っておいてもそのうち良くなるだろう」と判断してしまわずに、お早めに整骨院で適切な施術を受けることが大切です。

3 テニス肘になってしまった際の対処法

 上記で述べたように、テニス肘になられた際は、お早めに整骨院に通院されることをおすすめいたします

 整骨院は、腱や筋肉の不調を改善することを得意としていますので、適切な施術を期待していただけるかと思います。

 

 すぐに整骨院に相談することが難しいという場合には、ご自身でもできる対処法として、手首にあまり負担をかけないようにすることが大切になります。

 手首に負担がかかると、炎症を起こしている肘の外側の腱が刺激されて、炎症が悪化するおそれがあるためです。

 とはいえ、普段の生活において手首を使う場面は多くあります。

 例えば、お仕事でパソコンを使っている方は、マウスをクリックしたり、キーボードを打ったりするかと思います。

 また、ご自宅や職場などでドアノブを回すこともあるのではないでしょうか。

 これらの動作でも、手首を使うことになります。

 このように、手首は日頃からよく動かす部分であり、無意識に負担のかかる行動をしてしまいやすいため、意識して負担を軽減させていくことが大切になってきます。

 必要に応じて、整骨院にご相談の上、テーピングやサポーターを用いて手首を固定することもおすすめです。

4 足立区でテニス肘にお悩みの方は陽光整骨院へ

 当院では、「肘が痛む」というお悩みに対して、なぜ痛むのか、どのようなときに痛むのか、いつから痛むのか等をお伺いさせていただき、お身体の状態を確認した上で、その方に合った施術プランを判断してまいります。

 大まかな施術内容としては、テニス肘で炎症を起こしている部分に対して特殊な電流を流し、早期に炎症や痛みを抑えるための施術を行います。

 また、ある程度炎症が落ち着いた段階であれば、腕周りの筋肉を揉みほぐし、テニス肘になったことで緊張してしまった筋肉を緩めることで、血流改善を促し、痛みの緩和や自然治癒力の向上を目指します。

 実際に、どの部分にどのようなアプローチを行うのかは、一人一人の状態によって異なりますので、施術前に丁寧にお身体の検査をさせていただいたうえで、判断させていただきます。

 

 もちろん、施術内容につきましては、施術の前にしっかりと説明させていただき、ご納得の上で施術に臨んでいただけるようにしております。

 また、当院はスポーツ障害に対する施術を得意としており、様々なスポーツによるケガや不調の改善に取り組んでいますのでご安心ください。

 

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